従業員をなんだと思っているの?

適応力には結構自信のある私ですが、そんな私でも1か月で音を上げたバイトがあります。

業種的には広告代理店。
といっても仕事内容は旅館やホテルなどに片っ端から電話をして旅行雑誌に掲載している広告枠を営業するというひたすら地味なものでした。

そもそも会社自体も社長夫妻と社員候補の男の子(当時22歳くらい)あと経理と総務のパートさん、バイトの私と総勢6名ほどの小さなもので、場所も古いマンションの一室でした。
時給は良くもないけど悪くもない程度だし、仕事もまぁバイトとしてはそんなに不満がなかったのですが、なにせ社長夫妻がひどすぎました。
「給料以上に従業員を働かせてやる」というのが見え見えで、時給の発生しない昼休み時間内に事務所の掃除をさせられ、ひどいときは社長宅(同じマンションの上の階)の掃除までさせられる人も!

また制作した広告の原稿を印刷所に届けるのも私の仕事の一つだったのですが頼まれるのは必ずバイト終了時間の数分前、帰る途中に届けに行けと。
つまりおつかいの時間分の時給をケチっているわけですね。
帰り道上に印刷所があるなら、まぁ少しは納得いきますが全くの逆方向。

とにもかくにもケチな社長でしたね。
そういえば筆記用具も持参でポットのお湯も社長夫婦以外は使用禁止だったな~。

そんな会社だから人の入れ替わりも激しく、誰かが休むと、毎回社長の奥さんが「絶対ほかの会社の面接に行ったのよ」と吹聴してました。
社長夫妻がそろうと必ずと言っていいほど取引業者さんやその場にいないスタッフの悪口。
他の人は皆いい人でしたが、職場の雰囲気はかなり悪かったです。
社員候補の男の子はしょっちゅう社長に罵倒されてましたね。

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当時はモラハラなんて概念がなかったけど、間違いなく今なら訴えられるようなレベルのことを言ってました。
私がやめる時もさんざん嫌なことを言われたうえ、後日振り込まれた給料は明らかに足りていませんでしたが、もう関わりたくないので手切れ金だと思い何もいいませんでした。

それ以来「こじんまりしたアットホームな」といううたい文句の職場はトラウマになり、バイトもそれなりに人数が多い職場を選ぶようになりました。

 

個人宅の掃除は「業務」ではない!公私混同の悪質な社長夫妻

なんとも恐ろしい事業者がいたものです。
人の入れ替わりが激しいのもうなずけますね。

休憩中に掃除をさせる事もそうですが、社長宅の掃除までさせる事は非常に問題です。
社長宅そのものがオフィスとして使われているのならまだしも、今回の体験談を見る限りそうでもないようですので、「業務」から逸脱していると考えられます。
普段から罵詈雑言が酷かった事も伝わってきますので、明らかに不適切な業務命令でも逆らえなかった環境だったのでしょう。