羞恥心を捨てられて、注射器の針に耐えれればおすすめ

一度は耳にしたことがありますが、なかなか手を出せないアルバイトに治験があります。
いわゆる新薬の臨床試験です。
まさか自分が治験に参加するとは思ってもいませんでした。
たまたま治験をした友人がおり、その友人が短期間で大金を手にしたのを見て、自分も参加しようと決意しました。

一口に治験と言ってもさまざまな種類があり、仕事をしながらでもできる通院タイプや、まとまった時間を提供する入院タイプなど自分のスタイルに合ったものが選べます。
自分は比較的時間があったので1周間の入院タイプにしました。

治験実施センターに申し込んだあと、健康診断などを行い、お医者さんから詳しい説明を受けて、治験がスタートです。
てっきり地下施設で秘密裏に行われるのかと思ったら、普通の病院で普通の入院と変わらない生活でした。
むしろ無料で食事がついたり、自由時間も多いためとても気楽でした。

ただし治験での入院のため、ここから治験の本領が発揮されます。
まず朝イチで薬が投与されます。
その後は30分おきに採血をするなど注射の回数が想像以上に多いです。
何度注射しても慣れないので、一日の最後の方は注射器の針を見るだけでうんざりします。

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そして注射以上に辛かったのが排泄の確認です。
まるでオリンピックのドーピング検査のようです。
トイレで看護師さんが見ている前で排泄をします。
これには、ただただ恥ずかしい限り。
不正をしないための措置ですが、正直注射以上に辛かったです。
人としての羞恥心を捨て去ることが、これほど辛いとは思いませんでした。

大量の採血と、毎回の見られながらの排泄に耐え、ようやく入院生活が終了しました。
ある程度話は聞いていたものの、想像以上に疲れました。
貰った額は交通費込みで15万円ほど。
1週間のギャラとしては高額ですがそれなりに困難もあり、良いアルバイト経験となりました。

 

負担に見合った報酬額

治験は体への負担がかかる分、報酬もそれなりの額が設定されている事で有名です。
もちろん、一般的なアルバイトと比べると、非常に儲かる仕事と言えます。

しかし、繰り返しますが、体への負担がかかります。
人体に直接取り入れる薬の臨床試験ですから、当然ながら血液・排泄物検査は何度も行われます。
血液検査による身体的負担と、排泄物検査による精神的負担は、さぞかし辛いものだったと思われます。

負担を考えると、治験を繰り返すのはお勧めできませんが、単発のアルバイトとしては決して悪くないでしょう。