【不要品回収とネット・オークション】

私は、33歳の夏に「過呼吸症候群」で倒れて以来、精神疾患となり、既に21年目になりました。
この間には、病気自体の苦しみの他にお金の苦しみもありました。
診察を受けるお金に困った経験もあります。
妻子に捨てられるし、母の年金だけの生活でした。

まだ、病気が酷い状態でしたが、「何とかしなければ」と言う気持ちから本当に辛い経験をして来ました。
その一例を紹介させて頂きます。
はっきり言えば生き地獄でした。

最初に思いついたのが、ネット・オークションの渡りです。
つまり、Aサイトで安く落札した物をBサイトで高く出品し、その差額を得ると言うものでした。
しかし、お小遣い程度にしかならず、他に良い手はないものかと考えました。

まずは、自宅の不要品を出品し始めました。
結構、不要品は多くて数をこなして行きました。
意外とプレミアが付いて高く売りさばけたものもあり、ある程度の収入を得る事が可能になりました。
しかし、つかの間で、そのうち商品がなくなり始めました。

そこで、友人に軽トラックを借りて、母の知人宅の倉庫や蔵の掃除を請負始めました。
一般の家庭では倉庫や蔵等の掃除までは、行き届いていませんので、非常に無茶苦茶に積み置きされていました。
落とさない様に着実に下ろしては、ほうき、雑巾、ウエス等を使い整理して行きました。
その家族の方々に「要・不要」を聞いて不要品は軽トラックに積みました。

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何時も言われたのが、「お礼は」と聞かれました。
「私はボランティアで行っていますので、無料です」と答えていました。
ほとんどの家庭では、不要品は軽トラック一杯になりました。

とりあえず、自宅の倉庫へ入れて、身体を休めて、不要品の分別をしました。
完全なる不要品、再利用可能品、骨董品、新品と言う様な感じです。
完全なる不要品は、言わば、産業廃棄物です。
他は全てネット・オークションに出品しました。
これが、かなりの利益が出て、産業廃棄物処理費用、ガソリン代、出品料、送料等を省いても月当たり20万円程度は利益がありました。

これで、約3年は生活していました。
しかし、持病の関係もあり、かなり辛かったです。
また、生活費と医療費は出ましたが、遊ぶお金は出ませんでした。
その間に病院巡りをして、私に合った医師を探し当てました。
その医師に言わせれば、完全に労働災害であり、障害者年金をもらうべきだとおっしゃって、その手続をして頂き、生活は多少ではありますが、楽になりました。
病気治療に専念する事が出来たのです。

今は「障害者就労継続A型事業所」である会社に勤務しています。
まだ、慣れていないので、多々の難関があり、休む事が多いです。
いずれは、一般企業で働くか起業する予定です。

ここまで来られたのは、母と関係各位のおかげだと思っています(感謝しています)。
さらなる復活まで、頑張る所存です。

乱文で申し訳有りませんが、拝読して下さった方々にお礼を申し上げて完了とさせて頂きます。
有難う御座いました。

 

相手も自分も助かって一石二鳥

大変辛い思いをされた事、心よりお見舞い申し上げます。
病気が原因で就労が困難になった場合は、お医者様がおっしゃった「障害者年金」や、保険加入者であれば「傷病手当金」を受給する事が可能です。

しかし、それだけでは生活に不安が出るでしょうから、何らかの方法で収入を得る事も重要です。
ネットオークションを利用したリサイクル業とは、なかなか良い考えでしたね。
荷物の搬出で体力を使うものの、もともと不用品として回収したものをオークションで売りさばくわけですから、まとまった利益を上げられます。

現在は別のお仕事で新たなスタートを切っているとの事で、今後の平穏な生活をお祈りします。