一日中無言の単純作業がつらかったバイトの体験談

まだ「ブラックバイト」という言葉が浸透していない時代のバイト話です。

ざっくり言うと荷物の梱包と仕分け作業だったのですが、仕事終わりは放心状態になるほど過酷なバイトでした。
あれは実質の勤務時間がどれくらいだったのでしょうか。
短期の派遣バイトだったのでタイムカード等もなく、昼食を食べる為だけの休憩を挟んで一日中立ちっぱなしでした。
言葉通りの朝から晩までです。

まず早朝、とある駅に集合させられました。
そして会社のワゴンにギュウギュウ詰めに乗せられ、場所もわからない倉庫に連れて行かれました。
そこからはもうずっと淡々と荷物の梱包と仕分けです。

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上の人からの説明は必要最低限のものだったので確かなことはわかりませんが、品名や包装紙から判断してお歳暮やお年賀の荷物だったのだと思います。
ベルトコンベアーに乗せられてくる荷物をただひたすらに無言で捌きました。
私語禁止でしたし、その日が初対面の人ばかりで話すこともなく、ずっと無言でした。

休憩は昼食を食べ終わったらすぐ作業に復帰です。
夕方の休憩もなしです。
作業が終わったのは日が沈み切った夜で、またワゴンに揺られて駅で解散という流れでした。

何しろつらかったのは「無言」と「立ちっぱなし」と「寒さ」でしたね。
単純作業で飽きてくるのに誰かと話すことも許されず、眠くなりそうな単純作業を底冷えがする中、立ちっぱなしでこなす訳です。
精神は鍛えられましたが、さすがにもうやりたくないと言い切れるくらい過酷なバイトでした。

 

法定通りの休憩時間が与えられていない事は明白

「無言」と「寒さ」はともかく、「立ちっぱなし」が問題だと感じました。
早朝から夕方以降までの就業という事は、労働時間が8時間を超えている事はほぼ確定です。
そして、昼食を食べるだけの休憩時間となると、せいぜい10分が限度でしょう。

労働基準法では、「6時間以上の労働で45分」「8時間以上の労働で1時間」の休憩時間を与えなければならないと定めています。
その労働時間で昼食を食べるだけの休憩時間は、明らかに違法です。
短期とはいえ、酷い仕事を押し付けられてしまいましたね。